地域の宝 イタセンパラを守れ!
〜イタセンパラ とは〜
イタセンパラは我が国固有のコイ科のタナゴ属の淡水魚で
絶滅危惧種・天然記念物 に指定されています。
主に木曽川や淀川水系、富山平野の河川のため池やワンドなどの流れが緩い場所に生息しています。
※ 本校の活動と主な関連事項
1974年 1月 |
文化財保護法に基づく、国の天然記念物に指定。 |
9月 |
木曽川中流部のワンドでイタセンパラを発見。 |
1976年 1月 |
一宮市北方町のワンドの埋め立てに伴い、二枚貝を採取し適地に放流。 |
3月 |
「イタセンパラを保護する会」の発足。 |
1977年 8月 |
イタセンパラの初放流 1500匹 |
1979年 8月〜 |
東加賀野井のワンド調査。 |
1986年11月 |
イタセンパラの確認は数匹まで減少。 |
1994年 |
建設省(国土交通省)の調査で確認されたのが最後となる。 |
2005年 |
濃尾平野の木曽川中流部で再発見される。(アクア・トトぎふ) |
30年の時を経て、イタセンパラの保護活動が復活しました。 |
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2015年 2月 |
国土交通省主催「イタセンパラの学習会」に参加。 |
オス メス
秋になると体が綺麗な婚姻色になる。 産卵管と呼ばれる細い管がみられる。
鰓の後方に黒の斑点がある。