総合ビジネス科3年生では、商業科目「課題研究」の授業において、一宮商工会議所との連携授業を実施しています。上半期は毎週、地域で活躍する起業家をお招きし、実践的なワークショップを通じて、キャリア形成やビジネスの視点を学んでいます。
7月9日(水)は、三星グループ代表取締役社長 岩田真吾 氏をお招きし、「起業家精神」をテーマに特別講演を行いました。
岩田氏は、「起業することだけが起業家精神ではない」と語り、自ら考え、行動する姿勢の大切さを強調されました。「迷ったら面白そうな方を選ぶ」「ピンチの時こそ笑う」「チャレンジがリーダーシップを育てる」といった言葉からは、前向きに挑戦することの意義が伝わってきました。
また、業務の効率化を含む課題解決の視点や、仲間と協力して新しい仕組みや考え方を生み出す「共創」の重要性にも触れられました。地域と連携したプロジェクトの紹介を通じて、人とのつながりが広げる可能性についても語られ、生徒たちは協働の力を実感していました。
さらに、「AIの時代だからこそ、現地に足を運び、リアルな体験をすることが大切」とのお話もあり、テクノロジーが進化する今だからこそ、人間らしい感性や経験の重みを改めて考えるきっかけとなりました。
岩田氏の実体験に基づく講演は、生徒たちにとって、自分の進路や将来を考える貴重な機会となりました。
【活動の様子】


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