先輩がつないでくれた縁 ― 映画とキャリアを考える学び ―(総合ビジネス科)

 令和8年3月21日(土)、料亭菊水を会場に、「映画監督・俳優から学ぶキャリアプラン」と題したキャリアイベントが開催され、本校総合ビジネス科の生徒が参加しました。

 総合ビジネス科の先輩たちと料亭菊水との、授業内での関わりを通じたご縁がきっかけとなり、今回の学びの機会が実現しました。

 本企画では、映画『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』の監督・脚本家である下向拓生氏、俳優の長屋和彰氏をお迎えし、脚本制作の考え方や物語づくりの視点に加え、俳優としての役づくりの向き合い方を含めて、これまでのキャリアについて直接お話を伺いました。

 また、実際の映画撮影場所となった座敷において、下向監督の演出のもと、長屋さんと生徒が共演する企画も行われました。

 後半の座談会では、参加生徒全員からの質問に一つひとつ丁寧にお答えいただき、将来の進路や働き方について考える視点を深める時間となりました。

 生徒からの「俳優業に進む覚悟をどう決めたのか」という問いに対し、長屋さんは、本当にやりたいことであれば周囲の声に左右されずに進むことが大切であり、一方で、覚悟が定まらない段階では、無理に結論を出さず立ち止まることも一つの選択であると語られました。

 また、下向監督からは、工業大学での学びがご自身にしか書けない視点での脚本づくりに生きていることに加え、進路や学びは必ずしも一直線ではなく、積み重ねてきた経験が後に意味を持つというお話がありました。

 お二人の話を通して、生徒からは、進路の形に関わらず自分の気持ちと向き合いながら歩んでいくこと、そして今取り組んでいる学びが様々な形で将来につながっていくことを実感したという声が聞かれました。

 今回の学びは、これまでのご縁を背景に、生徒一人ひとりが自分自身のキャリアについて考える機会となりました。

【活動の様子】※料亭菊水提供

資格で終わらせない学びへ~財務分析編~(総合ビジネス科)

 3月16日(月)、総合ビジネス科2年生を対象に、学校法人名古屋大原学園より講師の先生方をお招きし、特別授業を実施しました。

 授業では、架空のラーメンチェーン店の経営再建を題材に、財務諸表を手がかりとして企業の状況や課題を考える学習に取り組みました。まずは個人で金額や指標(割合)などの数字を読み取り、自分なりの見方や考えを整理したうえで、4人1組のグループで意見を共有し、考えを深めていきました。最後には、グループで話し合ってまとめた意見を全体で発表しました。

 簿記・会計の学習は、計算や記帳といった作業に意識が向きがちですが、本授業では「数字が何を示しているのか」「その情報をどう捉えるのか」といった点が重視されていました。グループで意見を交わす中で、同じ資料を見ていても考え方が異なることに気付き、自身の見方を問い直す場面も多く見られました。

 講師の先生からは、「資格は取得して終わりではなく、そこで身に付けた知識をもとに、自分の考えを整理し、相手に伝えていくことが社会で求められる力につながる」というお話がありました。生徒たちは、計算結果だけでなく、その背景や理由を言葉にすることの重要性を実感している様子でした。

【活動の様子】

学校安全へのご協力のお願い

OB・OGはじめ来校者の皆様へご連絡します。

1 事前連絡のない来校は原則お断りします。必ず前日までに担当者に電話等で連絡をしてください。

2 来校の際は事務室で手続きをし、「入校証」を着用してください。

3 所属していた部活動の活動場所をはじめ、校舎やグラウンド等へ許可なく立ち入ることはしないでください。

4 許可なく在校生と接触することはしないでください。部活動での声掛け、技術指導、差し入れなどは必ず教職員の立会いの下に行ってください。また、個人情報の聞き出し、写真撮影等はお断りします。

5 学校行事の際は、以下の規定に従ってください。
 (1) 事前に申請・登録をする
 (2) 立入禁止区域を厳守する
 (3) 在校生へ無許可での飲食物の差し入れをしない

上記の内容が守られない場合は、退去及び来校禁止とすることがあります。

制服購入のご案内

※入学式(4月6日)に間に合わせるため、合格発表から1週間以内程度までに制服の申し込みを済ませてください。

< 本校制服取扱店 >
・下記のURLをクリックしていただくと、本校制服取扱店の情報が見られます。

制服のご案内 よなかや

制服のご案内 なかむら制服

制服のご案内 学生服ITO

AI×自己分析(総合ビジネス科)

 総合ビジネス科2年生を対象に、キャリア支援の一環として特別授業を実施しました。

 本授業では、外部講師(Givin’Back株式会社・田中悠介氏ほか)を招聘し、AIを活用した新しい自己分析の手法について学びました。

 本時のねらいは、AIによって進路を決定したり、教員との進路面談を代替したりすることではありません。

 AIを「考えを整理し、自分自身と向き合うための壁打ち相手」として活用することで、生徒が自分の現状や心境を言語化し、その上で教員との進路面談により主体的に臨める状態をつくることを目的としました。

 授業前半では、これまでの経験や不安、関心について振り返りながら、AIとの対話を通して思考を整理する活動に取り組みました。

 後半では、生徒同士による模擬面談を行い、「自分の考えを他者に伝えることの難しさ」や「準備の有無が対話の質に大きく影響すること」を実感する機会を設けました。

 生徒たちは、AIとの対話を通して自分の考えを深めるだけでなく、「何がまだ曖昧なのか」「どこまで言葉にできているのか」を客観的に捉える姿が見られました。

 進路は“決めなければならないもの”ではなく、“段階的に向き合って見えてくるもの”という視点が育まれつつある様子もうかがえました。

 今回の授業は、従来の進路面談を大切にしつつ、その前段階として生徒の思考を整える“時代に即したキャリア支援”の一例となりました。

【授業の様子】

市内専門高等学校等優秀生徒表彰

 令和8年2月10日(火)校長室にて市内専門高等学校等優秀生徒表彰式が執り行われました。

 総合ビジネス科3年生の生徒が、一宮商工会議所 専務理事の判治忠明様から、表彰状と記念品を授与していただきました。

 授与後、彼女を囲んで判治様、校長等が歓談のひと時を持ちました。朗らかで物怖じしない彼女は、将来が楽しみな本校自慢の生徒です。

全国の舞台へ ―『高校生Ring AWARD 2025』出場報告(総合ビジネス科)

 本校総合ビジネス科2年では、商業科目『課題研究』と『総合的な探究の時間』を組み合わせた教科横断的な学びの一環として、起業家教育プログラム「高校生Ring」に取り組んできました。生徒たちは、自身の身近な課題や“困りごと”を出発点に、実社会につながるビジネスアイデアの創出に挑戦しました。

 2月7日(土)、取組の集大成として、同プログラムの最終審査となる「高校生Ring AWARD 2025」に出場しました。AWARDは、株式会社リクルート本社(東京都)を会場に、全国から選出された5チームがプレゼンテーションを行う場です。

 残念ながらグランプリには届きませんでしたが、生徒にとっては、これまでの取組を全国の舞台で発信し、他校の取組と比較・評価される貴重な機会となりました。自分たちの現在地を知るとともに、多くの刺激を受ける経験になったと感じています。

【高校生Ringを通した学び】

 今回の取組では、アイデアの構想からプレゼンテーションの作成に至るまで、試行錯誤を重ねながら進めてきました。

 また、取組の過程では、リクルート社員の方々から多くの助言をいただき、ビジネスアイデアの捉え方や、プレゼンテーションを改善していく際の視点について学ぶことができました。AWARD当日の他校生徒の発表からも、新たな気づきや学びを得る機会となりました。

【総合ビジネス科の一体感】

 出発前には総合ビジネス科2年全体に向けた校内リハーサルを行いました。この際、代表チームの発表に対して、総合ビジネス科2年の生徒全員から手書きのメッセージが寄せられました。言葉を寄せた生徒たちも、同じく「高校生Ring」に挑戦した仲間たちです。特に、セミファイナルまで進んだチームにとっては、複雑な思いもあったことと思います。

 代表生徒たちは、その一通一通に目を通しながら、仲間から託された思いを胸に、最後まで準備に取り組んでいました。学科全体で一つの挑戦を共有し、それぞれの立場から支えようとする空気が後押しとなっていたように感じます。

 なお、AWARD後には、代表生徒が学科全員にお土産を配る姿が見られました。その理由を尋ねると、「学科代表に選んでもらったことからすべてが始まったんで」と話しており、今回の挑戦を個人ではなく、学科全体の成果として捉えていたことが印象に残りました。

【リンク】高校生Ring アントレプレナーシップ・プログラム|株式会社リクルート

【AWARDの様子】

金融消費者教室を開催しました(総合ビジネス科)

1月30日(金)

 卒業を目前に控える総合ビジネス科3年生を対象に、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社より講師を招き『金融消費者教室』を実施しました。5・6時間目の2コマを使い、卒業後すぐに必要となる“契約”と“投資” の基礎とリスク について学びました。

 まず5時間目は、クレジットカードを中心とした契約の仕組みについての学習です。

 18歳になると、クレジットカード契約やスマートフォンの分割購入などを自分の責任で行えるようになります。こうした“成年を迎えることでできるようになること”に加え、名義貸しやカードトラブルなどの“契約に関する危険”についても具体的な事例を通して注意喚起がありました。普段の行動に潜む「契約」の存在と、信用情報の重要性を知り、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 続く6時間目は、投資をテーマにした授業でした。

 株式をはじめとする投資は18歳から始められる一方、SNSを通じた“絶対に儲かる”などの誘いに代表される投資詐欺に巻き込まれやすい面もあります。授業では、投資の基本的な仕組みと、同時に“投資に関する危険”についても説明いただきました。株価の変動を使った体験的なワークでは、生徒たちも楽しみながら理解を深めていました。

 授業後の生徒の振り返りには、「18歳になると世界が一気に広がることが分かった」「“契約”をもっと慎重に考えないといけないと思った」「絶対儲かると言われたら必ず疑うようにしたい」などの声が並ぶなど、生徒たちは「できることが増える=責任が増える」という視点を実感した様子でした。今回の学びを、4月からの新生活につなげていってほしいと思います。

【授業の様子】