総合ビジネス科2年生を対象に、キャリア支援の一環として特別授業を実施しました。
本授業では、外部講師(Givin’Back株式会社・田中悠介氏ほか)を招聘し、AIを活用した新しい自己分析の手法について学びました。
本時のねらいは、AIによって進路を決定したり、教員との進路面談を代替したりすることではありません。
AIを「考えを整理し、自分自身と向き合うための壁打ち相手」として活用することで、生徒が自分の現状や心境を言語化し、その上で教員との進路面談により主体的に臨める状態をつくることを目的としました。
授業前半では、これまでの経験や不安、関心について振り返りながら、AIとの対話を通して思考を整理する活動に取り組みました。
後半では、生徒同士による模擬面談を行い、「自分の考えを他者に伝えることの難しさ」や「準備の有無が対話の質に大きく影響すること」を実感する機会を設けました。
生徒たちは、AIとの対話を通して自分の考えを深めるだけでなく、「何がまだ曖昧なのか」「どこまで言葉にできているのか」を客観的に捉える姿が見られました。
進路は“決めなければならないもの”ではなく、“段階的に向き合って見えてくるもの”という視点が育まれつつある様子もうかがえました。
今回の授業は、従来の進路面談を大切にしつつ、その前段階として生徒の思考を整える“時代に即したキャリア支援”の一例となりました。
【授業の様子】


