地元の魅力を学ぶ ~老舗料亭の歴史と観光~(総合ビジネス科)

 総合ビジネス科3年生では、商業科目「課題研究」の授業において、一宮商工会議所との連携授業を実施しています。下期は、観光イベント「いちのみやフォトロゲイニング」の企画・運営に携わりながら、観光振興と地域活性化について学んでいきます。

 11/12(水)、料亭「菊水」四代目亭主・平松千直氏をお招きし、老舗料亭として地域と共に歩んだ歴史やフォトロゲイニングの可能性についてご講演いただきました。

 講演の冒頭では、『料亭は日本文化の集大成の場である』という言葉とともに、「菊水」が担ってきた花街文化や、商工会議所・行政との連携による地域活性化の取り組みについてご紹介いただきました。

 また、今年度運営スタッフとして携わる生徒に向け、昨年度のご経験をもとに、競技に参加される方々とのコミュニケーションについて具体的なアドバイスをいただきました。

 さらに、地域資源を活かしながら多くの人々が交流できる持続可能なイベントとして、フォトロゲイニングは“観光振興とまちづくり”に大きな可能性を持つと語られました。

 最後には、生徒への力強い激励の言葉もいただきました。進路や将来を考える今だからこそ、より深く心に響くメッセージとなりました。

 今回の授業を通じて、生徒たちは「伝統と革新」「地域と未来」をつなぐ視点を学び、活動に活かす大きなヒントを得ることができました。

【活動の様子】