寒空の下、心温まるおもてなし!(総合ビジネス科)

 総合ビジネス科3年生では、商業科目「課題研究」の授業において、一宮商工会議所との連携授業を実施しています。下期は、観光イベント「いちのみやフォトロゲイニング」の企画・運営に携わりながら、観光振興と地域活性化について学んでいきます。

 12月7日(日)、待ちに待った「いちのみやフォトロゲイニング」が開催されました。競技参加者が地図を片手に一宮市内のチェックポイントを巡り、撮影した写真で得点を競うこのイベントに、本校総合ビジネス科の生徒たちは運営スタッフとして参加しました。

 寒空のもとでしたが、青空が広がり、絶好のコンディション。生徒たちは「参加者に気持ちよく楽しんでもらう」ことを目標に、笑顔でサポートしました。

 イベント当日までに、生徒たちはチェックポイントの下見や安全確認を行うだけでなく、協賛企業の方からアドバイスをいただき、校内で受付対応や声掛けのロールプレイ(練習)を重ねてきました。「どうすれば参加者に喜んでもらえるか」「どんなことが想定されるか」などを考えながら準備したことが、生徒の自信につながりました。

 午前中は市内のチェックポイントに立ち、競技者を迎えました。道案内やルールの確認に加え、お菓子を手渡し、写真撮影のお手伝いもしました。「お疲れ様です!」「頑張ってください!」と声をかけながら、参加者の笑顔が広がる瞬間を一緒に作り上げました。

 午後は商工会議所に戻り、ゴールした方々を迎え入れました。「お疲れさまでした!」と声をかけながら、競技アンケートのお願いや立ち寄り先の確認を行い、粗品を配付しました。最後まで丁寧に対応し、達成感を共有する場面では、生徒たちの表情にも充実感があふれていました。

 運営補助を通じて地域とつながりながら学んだ経験は大きな財産になりました。寒い一日でしたが、天気にも恵まれ、笑顔と感謝に包まれたイベントとなりました。

【活動の様子】