地元の魅力を学ぶ ~真清田神社の歴史と観光~(総合ビジネス科)

 総合ビジネス科3年生では、商業科目「課題研究」の授業において、一宮商工会議所との連携授業を実施しています。下期は、観光イベント「いちのみやフォトロゲイニング」の企画・運営に携わりながら、観光振興と地域活性化について学んでいきます。

 10月1日(水)、真清田神社・神職(権禰宜)の塚越様をお招きし、神社の歴史や地域との関わりについてご講演いただきました。

 講演では、真清田神社が尾張国の「一の宮」として古くから人々に信仰されてきたことが、「一宮市」の地名の由来であることが紹介されました。また、戦国時代には名だたる武将が勝利祈願に訪れたことや、戦火の時代にも鳥居や「社号標」(神社名が刻まれた石柱)が焼け残ったという話から、神社が日本の歴史と深く関わっていることを学びました。

 近年では、映画の撮影場所としても使われるなど、観光地としての注目も高まっています。さらに、昔の資料から門前町のにぎわいの様子がわかることも紹介され、神社が信仰の場であると同時に、人と人とがつながる場所、地域の活力を生む場所であったことが伝わってきました。

 今回の授業を通して、生徒たちは神社の歴史だけでなく、地域の文化や観光資源がまちの活性化につながることを学びました。

【活動の様子】